ocnの固定IPを導入方法とセキュリティ対策・VPNの利用について!

NTTのフレッツ光の高速サーバーでは固定IPアドレスによる通信が可能です。IP電話の場合に、基本的にはプロバイダが電話接続のたびにIPを自動割り当てする動的IPシステムが行われていますが、フレッツ光では固定IPアドレスを設定して、ユーザーが絶えず同じアドレス上で通信サービスが得られるというメリットがあります。

このように便利なフレッツ光を使ったocnの固定IP1を取得するには、まず利用しているプロバイダのオプションサービスから申し込む必要がります。

・固定IPアドレスの申込:
利用しているプロバイダからocn固定IPアドレスを申し込むと、専用のIDとパスワードがメールなどで送信されます。

・受け取ったIDとパスワードで設定:
フレッツ光のルーターセットアップ画面(http://192.168.1.1/)で接続の手続きを行います。この際にブロバイダー利用のユーザー名とログインパスワードが必要となります。接続先設定の画面で、送信されたIDとパスワードを入力して、接続方式は『PPPoE』を選択します。

・IPアドレスの確認:
セットアップが完了すると、セットアップ画面にあなたのIPアドレス(192.168.…の形)が表示されます。

これでセットアップが準備完了です。これで遠隔から自社サーバーと自由にアクセスが可能になります。具体的な申し込み方法は公式サイトより確認ください。

そこで固定IPを利用する際に必ず用意しておきたいのがVPNです。VPNとは第3者が勝手に侵入できないプライベート空間の構築という意味で、固定IPアドレスをハッキング等から守る大事なセキュリティシステムです。

従来では、通信事業者が提供する「IP-VPN」を利用していましたが、現在は高速インターネット回線によるインターネットVPNが普及しています。ocn固定IPアドレスでも、自社サーバーや社員の端末などをプライベートにVPN設定することができます。これで重要な機密情報も外部に漏れる心配が軽減され、安心してビジネスツールとして利用できるでしょう。


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